アーユルヴェーダでは、日常生活をとても大切にしています。
一日の時間帯、季節、年齢などの要因によって、私たちの心身は常に変化しているので、
自然のサイクルに添って生活することで快適に過ごしやすくなります。
アーユルヴェーダにおける「ディナチャリヤ」(朝の養生)は、心や体、精神を浄化し、
一日の質を高めることができる日常生活法です。
日の出前の96分を「ブラフマ・ムフールタ」と呼び、この時間の間に起きることを勧められています。
日の出前の時間は独特の静けさがあり、とても気持ち良い空気があります。
この時間に起きることは精神や脳に静寂を与えると言われますし、
早起きをするだけで一日を気持ちよくスタートできるようになります。
一日のうち、午前2時から6時は心や体に動きのある、排泄や浄化に適した時間帯です。
寝ている間に運ばれた老廃物を排泄し、舌苔を取り、歯を磨き、顔を洗い、手足を洗います。
▶下苔を取る銅製タングスクレーパー
身体を清めた後、両手でひとすくい分のお水を飲みます。
白湯を自分の体質に合う温度で飲むと良いですね。
胃腸の調子を感じたり、顔色や姿を観察したり、瞑想によって体や心を見て自分の状態を見ることも大切です。
それから、吉祥物を見ると良いそうです。
日の出を見るのは良さそうです。
次に点眼、点鼻、ガンドゥーシャ(オイルや薬液などでのうがい)、アヴィヤンガ(オイルマッサージ)や体質に合ったマッサージなどで体をケアします。
その後、運動や散歩をし、シャワーを浴びるなど体を水で清め、身だしなみを整えてお祈りをします。
8時までに朝食をとりましょう。
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優子*YUKO (金曜日, 10 6月 2022 08:26)
おはようございます。
朝は解毒の時間といいますが、いつからいつまでというのをはっきりさせたくてこちらのサイトで腑に落ちる感覚がありました。また機会がありましたらよろしくお願いいたします。
優子✳︎YUKOさま (金曜日, 10 6月 2022 22:07)
ご感想をありがとうございます!
腑に落ちる感覚というのがうれしいです。
1日の過ごし方、ディナチャリヤのワークショップを6/22に東京にて開催いたします。
どちらにお住まいか?ですが、お会いできたら嬉しいです。
尊行 (木曜日, 20 6月 2024 04:11)
はじめまして、獣医の森井啓二先生からムフールタの事を教えて頂きその時間帯に瞑想をしています。この時間は左右の鼻の呼吸が整うそうです、実験しましたがその通りでした。インド医学の奥深さに感動です。
尊行さま (水曜日, 17 7月 2024 13:49)
コメントをありがとうございます�
陰陽整う時間なのですね!
ブラフマムフルタに起きるだけでも気持ちが良いのに、瞑想されたらなおのこと整いますね!
インド社会の中での人々の在り方は、アーユルヴェーダを素直に受け取って神様に感謝しているのかな、と思います。
奥深いものを簡単に伝えてくれていてありがたいです!