アーユルヴェーダ的食事術②

「アーユルヴェーダ的食事術」

 

と題して、何回かに分けて食事法についてお伝えしています。

 

自分の経験も踏まえて、雑記的にお話しています。

①では、自分のお恥ずかしい過去をお話しました。

でも、これは

食事をするうえでとても大切な土台。

 

私たちが生きているこの世界。

目に見えること、自分で意識できることは実は全体の3%とも、5%ともいわれています。

 

目に見えないことの方が圧倒的に多いそうです。

 

アーユルヴェーダでは、この、目に見えないエネルギーについて、たくさん教えてくれます。

 

今回は、①の「好きな人と食事を楽しむこと」とも関係してくる、食べる物によって私たちの心がどのように影響されるかというお話。

みなさんは、

 

サットヴァ

ラジャス

タマス

 

という言葉の響きから、どんなことを感じますか?

 

サットヴァは「純粋性・純性」

ラジャスは「動性・激質」

タマスは「停滞性・惰質」

 

と訳されることが多く、心の状態、性質(グナ)を表しています。

 

どの人にも、この3つ全てが備わっています。

 

この3つのエネルギーのバランスが取れていると、心も安定すると言われています。

もっと掘り下げて、この3つのグナのことを考えると面白いと思うのですが

 

ここでは、

 

食べる物によって私たちの心がどのように影響されるかというお話。

 

食べる物のエネルギーが、心の状態を決定づける、この3つのエネルギーに影響を与えるのです。

 

 

えーー!

 

と思うけれど、実は、誰でも体験したことのある、理解しやすい話かもしれません。

採れたての新鮮なお野菜を、手作り・温かい状態で食べている時(サットヴァ)

 

逆に、アルコールや刺激の強い食事が多くなっている時(ラジャス)

 

忙しくて、外食や加工食品が続いた時(タマス)

 

それぞれの精神状態はどんな感じでしょう?

 

私はどれも経験がありますが、どれも過ぎると極端な精神状態になり、特にラジャス、タマスはあまりハマりたくない笑。

 

 

 

ここで面白いのは、

 

イライラしたり、やる気が出なかったりすると、アーユルヴェーダを学ぶ前は、私は、そんな自分を責めがちだったかもしれません。

 

今は、物質的なことや環境を含めて自分だと思っているので、あまりクヨクヨせず、切り替えることができるので

気持ちの良くない状態を引きずることがなくなりました。

 

 

みなさんも、

 

イライラするな

やる気出ないな

気持ちが重いな

 

と感じた時は、

 

簡単で良いので

 

新鮮な食材を、温かくした状態で、落ち着いた気持ちで召し上がってみてくださいね。