「Kattampally」
という町
PVA Ayurvedic Hospitalのまわりは、とても大きな川がながれ、広大なマングローブが広がっています。
車通りの多い広い幹線道路に橋があり、橋のたもとのバス停とチャイ屋さんの小屋を目印に、川沿いを進むこと少し。
PVA Ayurvedic Hospitalがあります。
ここが病院?
と思うような、良い意味で病院らしくないたたずまい。
玄関先にハーブやスパイスなどが飾られ、
病院の出入りをチェックしてくれる管理人の方が座っています。
個室・診察室・薬局のある3階建て
+
屋上の建物、薬草オイルや薬などを作る窯場、薬草園、
もちろん、キッチンやスタッフルームなど、
自然に囲まれたのんびりした環境でありながら、充実した設備と入院施設を兼ねそろえた立派なホスピタルです。
150年続く由緒あるアーユルヴェーダホスピタルです。
いつものお散歩コースをご紹介しましょう。
日の出前。
5:00amくらいから、周辺一帯にお祈りが流れます。
これ、目が覚めるレヴェルの音量なのですが、誰も苦情とかないんですね。
屋上で日の出をのんびり拝みます。
ヨガをしたり瞑想をしたり、それぞれの過ごし方で。
まさにディナチャリヤで言われている過ごし方。
近くのチャイ小屋に出かけます。
朝食までは時間があるので、チャイが飲めるのはとてもうれしい。
(治療中は飲み物や食事を厳しく制限される場合があります)
目の前の川を漁場にしている漁師さんは、もう一仕事終えて網を畳んでいます。
お花や珍しい植物を愛でながら。
チャイ小屋まではほんのすぐ。
出勤前の人やもう一仕事終えたような人達が朝食やチャイを目当てに沢山来ています。
地域一番人気のチャイ小屋なのです。
このチャイ小屋は「パロタ」が名物。
オイルと生地が層になったインド版クロワッサンのようなもの。
職人さんの手つきは、鮮やかでリズミカル。
見ているとなんだか落ち着くのは私だけでしょうか。
パロタにはカレーを添えて食べます。
(わたしはパロタだけテイクアウトして、はちみつをかけて食べるのが好き)
常時3種類くらいのカレーが用意されていて、設備も乏しい小さな小屋は侮れないメニュー数のお店なのです。
そのたくましい様子にいつも元気をもらいます。
チャイは1杯10ルピー。(16円くらい/2020年)
最近できたよろず商店にも立ち寄ります。
フルーツやスパイス、お菓子や日用品まで、お土産になるようなものまで買えるありがたいお店。
フルーツは量り売りなので、ザクロを一つ、ブドウを少しという感じで少量買います。
他にも、少し歩くとスパイスや米粉などを製粉するお店(スパイスも買えるようになっていました)、
サンダルなどが並べてあるところ、ジューススタンドなどがあります。
アーユルヴェーダセラピスト養成講座ディプロマコースの受講生の方はこの後、朝食まで自習などして過ごします。
私たちも授業の準備や日々のお仕事に取り掛かります。
ディプロマコースが終わるまでは忙しい日々なのですが、
受講生の方たちが一足先に帰られた後、夕方のお散歩をすることができるようになりました。
住宅街のほうに入っていくと、子供たちが遊んでいます。
とっても人懐っこくて、追いかけてきたり話しかけてきてくれたり、屈託のない様子です。
砂で炒るピーナッツの屋台
夕日が見える場所もみつけました。
ブーゲンビリアがきれいです。
自然に囲まれた環境で、ゆっくり流れる時間。
シンプルな生活。
ここに来ただけでも心身が整い、不調が改善する方もいるぐらいです。
滞在約1週間のディプロマコース。
移動などで疲れもしますが、みなさんすっきりとした表情になっていかれます。
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